2016-10-17(Mon)

ノルウェーのドーピングスキャンダルで北欧の報道白熱!


10月13日に発覚したノルウェーのクロスカントリースキー選手、
テレーセ・ヨーハウグのドーピングスキャンダルは報道もコメ欄も北欧で白熱して
読むのが全然追いつけないレベルですわ・・・(;´・ω・)

とりあえず、週末に読めた分の報道だけまとめました。

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【問題発覚の日】

10月13日(木)ノルウェー時間20:27 母国での報道はまだ同情的
   9月4日にWADAの禁止成分クロステボル含入の塗り薬「トロフォデルミン(Trofodermin)」
   を唇の日焼けの手当てに使用開始したテレーセ・ヨーハウグ選手。
   翌日9月5日のノルウェーのテレビ局のインタビュー動画で、下唇の水ぶくれが見えます。
   痛々しく見えて、少し同情しますね。
   20161015002.jpg
   (画像出典元:ノルウェーの公共テレビ・ラジオ局NRK

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【問題発覚から2日目】

10月14日(金)スウェーデン時間09:00 ノルウェー人スキーファンの暴走?
   テレーセ・ヨーハウグ選手の母国ノルウェーで「トロフォデルミン」の
   ドーピング禁止マークを消した画像が出回った模様w
   幸いにもノルウェーのジャーナリストに偽物とバレたようですが、
   スウェーデンのタブロイド紙がそれを報道しました。
   20161014004.jpg
   (画像出典元:スウェーデンのタブロイド紙Expressen


10月14日(金)フィンランド時間11:55 ポーランドのライバル選手のジョーク
   ポーランドの女子クロスカントリースキー選手で、バンクーバーとソチの金メダリスト
   ユスチナ・コヴァルチック選手が13日にツイッターで
   「この塗り薬は素敵なパッケージね」と呟いたことがニュースに!www
   ドーピング禁止薬のマークをアップにして、この発言www
   20161017004.jpg
   (ユスチナ・コヴァルチック選手のツイッターリンク


10月14日フィンランド時間12:29 国際スキー連盟の腐れ具合
   報道から丸1日たっても国際スキー連盟のバイオグラフィーで
   Active(競技参加可能)のままだと
   フィンランドのタブロイド紙で報道される。
   通常ドーピングが発覚したら、“not allowed to start, doping violation”
   と記載されるそうです。
   20161014005.jpg
   (画像出典元:国際スキー連盟のバイオグラフィー、該当記事リンク:イルタサノマット紙記事①


10月14日(金)フィンランド時間14:26 国際スキー連盟のおかしな対応
   ドーピング問題が発覚した週に「今週のアスリート」として
   FISのページを飾る皮肉な展開www
   「何か忘れてない?」と報道されてましたw
   まぁ、「今週のアスリート」を別の選手に差し替えるべきでしたね。
   20161017005.jpg
   (該当記事リンク:イルタサノマット紙記事②


10月14日(金)フィンランド時間14:57 国際スキー連盟の腐れ具合続報w
   タブロイド紙がFIS事務局長の英国人サラ・ルイス氏にインタビュー。
   ノルウェーのスキー連盟からFISにまだ正式な報告がないことを明かしました。
   ノルウェーのスキー連盟も腐ってますなぁ~!

   FISは情報を報道に頼ってること、また一連のドーピングスキャンダルに対して
   「一般的なレベルで私たちにドーピング問題はないとの見解も話したようで・・・
   FISって腐ってますねw
   20161014006.jpg
   (該当記事リンク:イルタサノマット紙記事③


10月14日(金)フィンランド時間16:07 警察沙汰になる可能性の指摘
   合宿先のイタリアのリヴィーニョで禁止薬を使用したヨーハウグ選手。
   ドーピングはイタリアでは犯罪で、イタリアで使用したなら、外国人といえども、
   イタリアの警察の捜査を受ける可能性がある
   という、フィンランドの法律家ラウリ・テラスティの言葉を報道。
   (該当記事リンク:イルタサノマット紙記事④

   ※イタリアで犯罪だから、彼氏を庇ったコスも厳しい処分を受けたものね。


10月14日(金)フィンランド時間16:47 ナショナルチームメイトの擁護
   ノルウェーの選手仲間、マリット・ビョルゲン選手と Ingvild Flugstad Østberg選手が
   ヨーハウグ選手を擁護。ビョルゲン選手はヨーハウグ選手のキャリア終了の危機に
   「その価値がありますか?」と擁護した模様。
   感情に訴えるしか手段がないんでしょうか・・・
   20161017006.jpg
   (該当記事リンク:イルタサノマット紙記事⑤

   ※別のニュースサイトによると、クロカン選手としてノルウェーで一番成功した
    ビョルゲン選手は現在、育休中。
    2番目に成功してるヨーハウグ選手が、ノルウェーで今一番人気の高い選手だそうです。



10月14日(金)フィンランド時間18:27 ノルウェーの専門家からの批判
   問題の塗り薬のチューブ上にドーピング禁止成分の表示があることが報道される。
   ヨーハウグと医者がこれを読めないなら盲目に違いない
   と、ノルウェーの専門家から批判された模様。   
   20161014012.jpg
   (該当記事リンク:イルタサノマット紙記事⑥

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【問題発覚から3日目】

10月15日(土)フィンランド時間06:45 ノルウェーの陸上選手からの批判も!
   ノルウェーの陸上選手(3000メートル障害)のBjörnar Ustad Kristensen氏が
   ツイッターで10年前に同じ塗り薬を医者に処方され、断った旨を呟く。
   その際に彼は医者に「使用しても良い薬か?」と確認した後、
   自分でもパッケージを確認し、使用を止めたそうです。
   ノルウェーの医者って文盲揃いニカ・・・?(-_-;)
   不正直な医者と比べ、クリステンセン氏の真面目さに安堵しますわ。
   20161017003.jpg
   (該当記事リンク:イルタサノマット紙記事⑦


10月15日(土)フィンランド時間09:33 スポンサー離れの危機
   ノルウェーのタブロイドDagbladet紙がスキー連盟を失う恐れがあると報道し、
   それがフィンランドでも報道されました。(該当記事のリンク
   7月の喘息薬のドーピングスキャンダルで既にスポンサーの一つAleris Helseが
   9月に離れた
ようです。
   (Aleris Helseは北欧の大手私立病院経営グループの模様)

   下の画像は7月にドーピングが発覚したMartin Johnsrud Sundby選手(32)
   2010年バンクーバー五輪の銀メダリストです。
   20161017007.jpg
   (画像出典元:ノルウェーのタブロイドDagbladet紙

   
   ※イルタサノマット紙によるとスポンサーからの資金は8000万クローネ、
    約950万ユーロだそう。今、ユーロ安だから10億円余りってところでしょうか。
    かなり潤沢な資金を持ってるんですねぇ。

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ドーピング関連報道が多すぎるので、今日はこの辺で。

しかしまぁ、ノルウェーのスキー連盟とFISの腐り具合に驚くと同時に
フィンランドのライバル選手がツイッター(リンク)で批判したり、
ポーランドの選手がジョークのネタにしたり、

選手たちが自由に発言できる環境は羨ましいんです。

フィギュアスケートは自由な発言が出来ないものね・・・







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2016-10-14(Fri)

止まらないノルウェーのドーピングスキャンダル


国際スキー連盟(FIS)はスキージャンプで
日本人選手が良い成績を取るたびにルールを変える
と言われます。
日本人スキーファンの間では評判の悪い組織でしょう。

フィンランド人スキーファンの間でもFISは評判が悪く、
2001年のフィンランド人ドーピングスキャンダルはノルウェーの罠だった
という噂もあります・・・(;^_^A

フィンランドのネットでは、ノルウェーはオイルマネーをFISに拠出し、
FISで力を持つと言われてますが、どうでしょうね・・・

そのノルウェーで7月からドーピングスキャンダルが続いています。
13日(木)にもスキャンダルが発覚しました。
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【止まらないノルウェーのドーピングスキャンダル】


ノルウェーのクロスカントリースキー選手でバンクーバーオリンピックの金メダリスト、
テレーセ・ヨーハウグ
(28)のドーピングテストで陽性反応が出たようです。

ヨーハウグ選手は9月4日に合宿先のイタリアのリヴィーニョで、
唇の日焼けに「トロフォデルミン(Trofodermin)」という皮膚の塗り薬を使用。
20161013001.jpg
(画像出典元:フィンランドのタブロイド紙イルタサノマット2016年10月13日の記事

ナショナルチーム所属の医者Fredrik S. Beniksen氏が「トロフォデルミン」を
その地域の薬局で購入、ヨーハウグ選手に処方したそうです。

その後、9月16日の尿検査で、WADAの禁止成分
合成アナボリックステロイドのクロステボルが検出されたとか。

因みに「トロフォデルミン」は使用説明書みたいなものがネットにありましたけど、
合成アナボリックステロイドのクロステボル含入
ハッキリ書かれてましたよ・・・
20161013003.jpg
(両端がヨーハウグ選手とFredrik S. Beniksen氏。
画像出典元: Trønder-Avisa紙2016年10月13日の記事
Trønder-Avisaはノルウェーのヌール・トロンデラーグ県スタインシャーで発行される地方紙)

まぁ、処方した医者が悪いと思うし、記者会見で泣いてる若い美女を見たら
同情もしますけども・・・ちょっと芝居がかって見えるのがどうも・・・
20161013006.jpg
(画像出典元: ノルウェーのタブロイド紙Verdens Gangの記者会見動画

これは黒じゃ?と思ってたら、こんな続報が来ました!
「トロフォデルミン(Trofodermin)」の箱の後ろに
ドーピング禁止薬のサインが!
20161013007.jpg
(画像出典元: フィンランドのタブロイド紙イルタサノマット10月13日の記事

イタリアのリヴィーニョの薬局は2店あって、そのうちの1店を訪れた
フィンランド人スキー選手が箱の裏をチェックした模様。
因みにこの薬は店内の棚には置いておらず、
カウンターでこの薬を頼んで出してもらわないと買えないそうですw

もう、ドーピング疑惑真っ黒じゃんねぇ・・・
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★「トロフォデルミン」で陽性反応:過去の事例★

イタリアの薬のせいか、ググって出た事例がイタリア人ばかりですが
ご参考までに。

2013年8月 競技外のドーピングテスト
  8月21日の尿検査でクロステボルの陽性反応が出たイタリアの
  自転車競技(ロードレース)選手ステファノ・アゴスティーニ。
  彼はチームドクターの許可を得ずに皮膚のかゆみに同薬を使用。
  ドーピングテストに引っかかりました。
  20161013005.jpg
  (画像出典元:cyclingnews2013年9月20日の記事

2014年3月ソチ パラリンピック
  イタリア人アイススレッジホッケー選手の Igor Stellaが床ずれの手当てに同じ薬を使用。
  ソチパラリンピック試合3日前の2014年3月4日の尿検査で陽性反応が出ています。
  (ソース:Foxnews2014年3月14日の記事
  20161013002.jpg
  (バンクーバーパラリンピックでのIgor Stellaの画像出典元: Getty Imeges

2016年7月 競技外のドーピングテスト
  2016年7月6日イタリアのナポリで、イタリアのアンチ・ドーピング機構により行われた
  ドーピング検査で、イタリア人セーリング選手Roberta Caputoに陽性反応。
  彼女も「トロフォデルミン」を使用し、クロステボルの陽性反応が出たそうです。
  これにより、彼女はリオ五輪に出場出来なくなりました。
  20161013004.jpg
  (画像出典元: イタリアのPressMare2016年7月21日の記事
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【国際スキー連盟(FIS)の役員】


FISは2代続けてスイス人会長だけど、ノルウェーの役員が多いのかしら?
とチェックしましたら・・・・

会長      ジャン・フランコ・カスペル(スイス)
副会長(4人)   Janez Kocijančič(スロベニア)
        村里敏彰(日本)
        デクスター・パイネ(USA)
        Sverre Seeberg(ノルウェー)

理事      辛 東彬(韓国)
        Jessica Lindell-Vikarby(スウェーデン)
        Mats Arjes(スウェーデン)
        Andrey Bokarev(ロシア)
        ディーン・ゴスパー(オーストラリア)
        アルフォンス・ハーマン(ドイツ)
        Roman Kumpost(チェコ)
        フラヴィオ・ロダ(イタリア)
        Eduardo Roldán(スペイン)
        Peter Schröcksnadel(オーストリア)
        パトリック・スミス(カナダ)
        マルッティ・ウーシタロ(フィンランド)
        Michel Vion(フランス)


理事に韓国ロッテグループ会長の重光昭夫(辛 東彬)氏の名前が・・・
まぁ、他にも実業家の名前があるので、おかしくはないのですが、
ここで名前を見るとは思わず、驚きましたわ。


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