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2017-12-03(Sun)

北欧ではー(棒)熊本市議の赤ちゃん連れ議会出席に思うこと


最近物議をかもしてる熊本市議の議場への赤ちゃん連れ。
下のインタ中の「海外ではー」「北欧ではー」が気になったので、今日はフィンランドの状況を書きたいと思います。

(荻上チキ)なるほど。海外では、議会に子供を連れてくる、赤ちゃんを連れてくるという、そういう議員の方の姿が見られるところもあるんですけど。今回、その議場に子供を連れて行くという判断をした時、なにか決意したきっかけであるとか、あるいは参考にしたことであるとか。そうしたことはありましたか?

(緒方夕佳)はい。海外の事例もたくさん集めまして。子供のいる議員……特に男女共同参画が進んでいる社会ですとか、どういう風に仕組みがなっているんだろう?っていうのはすごく調べました。たとえば、北欧では一般の労働者と同じように議員も1年半ぐらい育児休業が取れるんですね。その間、どうするか?っていうと、代理投票とか代理議員とかでその議員の意見が表明できるような仕組みになっているんですね。そういう仕組みが整っているんですね。そういうのは調べました。

TBSラジオ『Session-22』より一部抜粋
https://miyearnzzlabo.com/archives/45969



①海外では議会に赤ちゃんを連れてくる

フィンランド語でググると、国会議員のラッセさんの記事が出たので翻訳しました。

月曜日、国民連合党の国会議員、ラッセ・メンニストは多忙な国会議員ライフと家族生活を一緒にすることに決めた。
彼は息子のテオを連れて会議に出席。

しかしながら1歳未満の息子はこの状況を楽しめず、かなり臭いやり方で父親に意思表示した。
息子は会議中に父親のズボンにミルクを吐いたのである。

(出典:フィンランドの民放 MTV3 2015年1月20日の記事より
KUVA: Kansanedustajan vauva puklasi isänsä housuille kokouksessa



これはラッセさんご本人がインスタでジョークネタにしたのを受けて、書かれた記事です。
で、この記事を読んで、国会議場に連れて行ったとばかり思ってたら違ってた!

記事の下に書かれたインスタの文章を見ると、市役所でのグループ会議に赤ちゃん連れで参加した模様。
(ラッセさんは当時、国会議員と市議の仕事を掛け持ちしてました)

実はフィンランドの市議はボランティア同然に報酬が少ないです。
それゆえ、大半の市議は本職(又は学業など)の傍らやっています。

首都のヘルシンキの市議報酬は国内断トツの高さですが、それでもそれだけでは生活できません。
地方ともなると小遣いレベルにすら満たないところもあるのです。

「北欧ではー」と言うなら、
市議の報酬もフィンランド並みを請求したらいかが?(棒)


②北欧では議員も1年半ぐらい育児休業が取れる


本当は法的根拠まで当たりたいんですが、時間がないので報道だけ見ます。

Pitkät vanhempainvapaat ovat eduskunnassa harvinaisia.
議会では長い育児休暇は稀である

(出典:フィンランドのタブロイド紙イルタレヒティ 2013年10月22日の記事

権利はあるはずだと思うんですけどね。
報道を見てると、実際には僅か数ヶ月で仕事に戻る人が多い印象です。


③代理投票や代理議員等でその議員の意見が表明できる


フィンランド国営放送YLE、2016年6月2日の記事によると、
Suomessa kansanedustajien tilalle ei valita sijaisia näiden äitiys- tai sairauslomien ajaksi.
フィンランドでは国会議員の産休や病気休暇中の代理人を選ばない。


産休ではなく、育児休暇ならどうだろう?

そう思ってググると・・・
育休中の国会議員が重要議案の議決のため、国会に駆け付けた記事が出てきます。
フィンランド国営放送YLE、2010年1月25日の記事

今年、産休を取った国会議員ヤーナ・ペルコネンの報道を見ても、議決のために国会に駆け付けたりしてます。

まぁ、北欧のフィンランドはこんな状況なわけです。
市議と違って国会議員は給与も恵まれてますが、1ユーロ130円で換算すると熊本市議ぐらいの年収ですよ。

北欧を例に挙げ待遇改善を訴えるなら、給与や休暇取得の実態もひっくるめて議論して欲しいものですわ。

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